花あしらい
先日、還暦のお祝いのためのアレンジを作らせていただきました。フラワーアレンジメントと一般的に言われるのは、オアシスと呼ばれる吸水スポンジにお花を挿していくもので、辞書によると欧米で発達した花を飾るための様式。ということになり、スタイルというか基本の型があります。私自身、お花との付き合いは長く、アレンジメントや生け花を長く習ってきましたが、私がお花の作品を作らせていただく時は、どちらかというと型にこだわらずに花を活けていくので、花あしらいという言い方の方がふさわしい気がしています。
「あしらい」には、もてなし、取り扱いとか、取り合わせの意があるそうで、私自身、花の取り合わせに一番心を砕きます。
今回は、還暦のお祝いということだったので、赤を基調にというリクエストで作らせていただきましたが、赤が強くきつくなりすぎないように、エレガントな濃いピンクから紫みがかった色みの花材まで様々取り合わせ、雪柳の枝で奥行き感を表現してみました。芳しいバラの香りも大人な雰囲気でとてもエレガント。

器は花が終わった後も観葉植物など飾っていただけるようにニュアンスのある焼き物の鉢を使っています。


ウエディングブーケを作らせていただく時もそうですが、花材の調達から制作、お届けとこの一連の作業の中で、お花からとてもたくさんの良いエネルギーをもらいます。お花はすでに一輪ずつでも十分過ぎるほど完璧な美しさを持っているので、花の取り合わせでその美しさが損なわれないよう、よりお互いに輝けるよう、花と向き合う時は一輪一輪のお花の顔を見て、一番ふさわしい位置や、一番ふさわしい角度を探して挿していきます。
花と戯れる幸せな時間を頂きました。ありがとう。
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