今までにない酷暑の今年の夏。暑さのせいなのかなんなのか、体力、体調に不安を感じつつ、気力も思うように上がらず、なんとなくパソコンに向かう気にもなれず8月後半が過ぎてしまいました。基本、あるがままに「なんくるないさ」の精神で、「出来ることを出来るときにする」、「日々丁寧に暮らす」ことをモットーに、気持ち的にも穏やかに自分なりに充実して過ごしてきた日々に、久しぶりにスランプ的な波がやってきました。こういう時こそ、「なんくるないさ」でいかなければいけないのに、気持ちだけは焦り、なんだか落ち着かない日々を過ごしていました。

そんな日々から月が変わり、なんとなく気持ちもリセットされ、改めて8月18日に開催された畑のマルシェを振り返ることから。
今回は、papas & papas というそれはそれは素敵なLIVEが催されました。あまりに心地良いジャジーな音楽に、心から癒されてしまいました。音楽は全く詳しくなく、すごくはまるってことのなかった人生ですが、音楽って素敵だな!って心から思わせていただきました。その感動の余韻で買わせていただいたメンバーのお一人が参加されているCD、Tete a Tete「Stairs to the sky」。これまた素敵で、理屈なく私のツボでした。家事は元々嫌いではないけれど、キッチンに立つ時に聴きながら料理をしていると、本当に穏やかな幸せな気持ちになります。これが音楽のチカラ?遅ればせながら感じることができました。またまた新たな出会いに感謝です。

フレッシュフラワーには酷な時期なので、ドライの作品と鉢物グリーンを出品させていただきました!


回を重ねるごとに盛況になっていく畑のマルシェ。主催者の皆さんの愛情をたくさん感じるイベントです。
私も愛を与えられるような人になりたいな〜って漠然と思いつつ、夏の後半に読んだ、坂東眞理子著「女性の品格」から、「・・・自分の行動や生き方の芯になる信念をもつことです。・・・相手の立場に立って思いやることができる、弱いもの困っているものに手を差し伸べることができる、人間の弱さや不完全さを受け入れる温かさ、自然の美しさや健気さに心を動かす優しさをもっていることが大事です。女性としての品格は、そうした強さと優しさから生まれてくるのです。自分を卑下しすぎず、もちろんうぬぼれず、等身大の自信をもち、なにが重要でなにが些細なことかを見分ける賢さ、自分は今どういう役割を期待されているのかを把握して、黙るときは黙り、話すべきときは話す聡明さも不可欠です。」こういう女性になりたい!悶々とした8月後半から、フツフツと気力がみなぎって9月を迎えることができました。本のチカラもやっぱり素晴らしい。感謝。